この夏にイギリスのマン島にて「第１９回国際言語学オリンピック」が開催されました。言語学オリンピックは国際科学オリンピックのひとつであり、世界約４０か国から集まった中高生たちが言語分析力を競うものです。高校２年生の川野優真君がこの大会に日本代表メンバーとして出場しました。結果、川野くんは個人戦で努力賞を受賞。団体戦ではチームとして銅賞を獲得しました。おめでとうございます。川野君より、コメントをいただきました。

［コメント］
言語学オリンピックに初めて参加したのは中1の時でした。
元々言語に興味があり、インターネットで調べたり語学書を読んだりしていました。ある時、母が言語学オリンピックのホームページを見つけて僕に紹介してくれました。サンプル問題を見たところ面白そうだったので、日本言語学オリンピック(JOL)に参加することに決めました。
その大会では銀賞を受賞しました。いつか国際大会の代表になれるかもしれないと思い、また何と言っても問題を解くのが楽しかったので、その後も毎年参加しました。
中3の時にJOLを突破し、二次選抜のアジア太平洋言語学オリンピック(APLO)に初めて進む事ができました。1回目のAPLOでは代表になれませんでしたが、今回4回目のJOLと2回目のAPLOを突破し、国際大会に出場する事となりました。
そして国際大会では努力賞と銅賞を獲得する事ができました。ここまで続けて来て本当に良かったと思います。